全日本女子剣道選手権準優勝、世界剣道選手権3位など輝かしい戦績をほこる、新里知佳野先生(錬士六段)を講師
として剣道教室を開催しました。
また、地元越前市出身で新里先生とともに日本体育大学にお勤めの細川梨絵先生(錬士六段)にもご指導いただきま
した。
細川先生も武生第二中学校時代は2年連続全国大会出場、丸岡高校でも北信越個人準優勝、現在ふるさと選手として
国体に出場されている、福井県を代表する女性剣士です。
午前中は小学生を中心に、小中合わせて約60名にご指導をいただきました。
2時間半という短い時間でしたが、体さばき、素振り、切り返し、基本打突、を丁寧かつ効果的にご指導いただきました。
午前中のキーワードは「体の運用」「45度」「大強速軽」でした。あっ、「早素振り4千本」も(笑)
午後からは中学生を対象にした講習ですが、市内のほとんどの中学校が学校行事のため参加できません。
そのかわりに3年後の福井国体での活躍を期待されているジュニアアスリート(県指定強化選手)と
春の高校選抜に出場が決定している敦賀高校の女子も参加です。
午後からのキーワードは「縁を切らない」「打ち損じの後」。試合を想定した実践的な内容の稽古です。
いずれも技のつながりを意識した発展的な練習で、細部を徹底して行うようにご指導いただきました。
また新里先生の何気ない示範の技が驚くほど切れがよく、我々が同じ事を言うのとは説得力が違います(笑)
「試合に勝てる稽古をお願いします」という無理な注文に、短い時間で最大限に応えていただきました。
お二人の先生には二日間本当にお世話になりました。心から感謝申し上げます。
大事なのはこれから。今日学んだことを普段の稽古でどれだけ徹底するかにかかっています。
新里先生に蒔いてていただいた種が、将来大きな実となり花となってくれることが主催者の願いです。
新里先生、細川先生、参加していただいたみなさん、ご協力いただいた方々。本当にありがとうございました。 byサム
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